四国サイコーダイガク開講 愛媛大
四国の魅力を広く伝える「四国サイコーダイガク」の2016年度開講式が5日、愛媛県松山市文京町の愛媛大であった。新たな地域ブランドづくりを目標に、県内の食品業や観光業などの経営者ら35人が、講義やワークショップに取り組む。
サイコーダイガクは、中小企業基盤整備機構四国本部(高松市)が09年度から四国各地で実施しており、愛媛では14年度以来の開講。今回は消費者目線でのブランド化を考える「四国自分ごとプロジェクト」と銘打ち、愛媛、松山両大学とも初めて連携する。
5日は開講式後、大手企業の商品開発などを手がけるネイキッド・コミュニケーションズ(東京)の吉田透さんが「『売る』ための最強の仕掛け、ブランディング」をテーマに講演。吉田さんは、魅力的なブランドづくりのために「商品によって、誰が、誰を、どのように幸せにできるかのイメージを持つことが大切」などと呼び掛けた。